撮影写真の納品方法・保管期間について。

写真データの納品は、フォトグラファーの編集後、オンラインストレージサービスのファイル転送サービスを使ってデーター納品させて頂きます。
データーが仕上がりましたら、ダウンロード用の専用URLをEメールアドレスへ送りますので、そちらからダウンロードして下さい。(データー量が大きくなりますので、PCでのダウンロードをお願いしております)
データーは納品日から1年間は、オンラインストレージとHDDでの2重保存をおこなっております。
その後はHDDのみで保存しておりますので、HDDの平均的な寿命の5年前後となってきますと、写真データーのお問い合わせを頂いても弊社には残っていない可能性も出てきます。
(現在、10年前のお客さまのデーターも無事ではありますが補償は出来ません)
大切な写真データーの管理は、お客さまの方でしっかりお願いしたいと思います。
記録メディアの寿命について。
大切な写真は、何度でも見返したいもの…。
Wedding写真となれば、子供に見せたり…老後に見返したい時も来るかもしれない。
けれど、現在の記録メディアの寿命は思っているよりも短く、データーとして保管しているだけだと、いざと言う時にデーターを読み込めなかったり、壊れてしまっていたりという事もあります。
一般的な記録メディアの平均的な寿命を見ていくと…
光磁気 ディスク | MOディスク | 20年 |
光 ディスク | CD・DVD | 10年 |
ハードディスク | PC・HDD | 5年 |
フラッシュメモリー | USBメモリー・SDカード | 2年 |
老後まで残すのは厳しい感じです(涙)
個人でデーターを残すなら、日本製の品質が保証されたCDに。
光ディスクの場合、保存環境が良い場合は長いと30年以上もつ事もあるそうです。
自分で書き込みをするのに不安のある場合は、「長期保存ディスクサービス」を行なっている所もあるのでお願いするのが確実です。
料金は普通のディスクを購入するよりも高くなりますが、一生に一度のWedding写真ですので大切に保管して頂けたらと思います。
同じCDでも粗悪なものだと、寿命が2-3年というものもあります。
出来たら、記録メディアのみに残すのではなく、クラウドのストレージサービス使いバックアップして保管出来ると安心です。

私も過去に旅行写真データーのHDDを故障させてしまった事があります。外付けのHDDは衝撃にかなり弱いので注意しましょう。
データー救出は日本では10万近く、メキシコでも何万と言われ、その時は泣く泣く諦めました。 HDDは極力、持ち歩かない。衝撃緩衝のケースに入れるを徹底し、寿命がある事も考慮した上で使いましょう。
壊れた際にも被害が少ないように、大容量ではなく小分けにして保管しています。
アルバム印刷での保管もお勧め!!
私は、子供や家族の写真などは毎年、アルバム印刷を行なっています。
最近は沢山のサービスがあり、自分でアルバムを作ったり、写真やデザインを選ぶのも楽しいです。
記録メディアに比べると、印刷の方が開いて見る機会も多く私は好きなのですが…、片足アナログ世代でもあるもので。
印刷劣化に関しても、最近は長期保存を保証している本格的なアルバムも、個人で作れる時代です。
参考までに、私が利用している『MY book』は、一番古いものが13年程前。



直射日光が当たらない、普通の本棚で保管していますが、湿度の高いカンクンでも、色褪せる事もなく綺麗な状態です。
老後まで…このまま綺麗に残っているかは分かりませんが、アルバムはふっとした時に見返せる良さがありますね。
是非、お気に入りの大切な写真、保管方法もしっかり考え大切に残して下さいね。